長原研究室の「きまり」

1.長原研究室の行動目標

・ 「研究室のために~」をまず考える (研究室は一つの組織です。個々の研究は自分一人では決してできません。いろいろな人と協力し合い、助け合いながら進めていきます。個々の目標実現のためにはまず自分が研究室のために貢献できることを考え、率先して実行していきましょう。)

・ 自分で考え、行動し、決めたことをやり抜く (日々の研究を楽しみながら、創意工夫して自分のテーマをデザインし、手を動かして実行力ある人間になりましょう。)

・ 疾患の根絶のためになる研究をする (研究室一人一人が自分自身のテーマに熱心にとりくみ、その領域で価値のある研究を創り出しましょう。)

以上の結果として、 研究室を卒業した時、長原研で成長できたと実感できる人間になれるはずです (行動目標を根本に研究すれば、研究室在籍時に研究者として能力はもちろん、人間性も磨かれるはずです。もちろん研究成果も大事ですが、一番大事なのは実際に研究をしている1人1人の人間です。)

この行動目標を遂行するためには長原研究室のメンバーみなで最低限の規則を守り、安全第一で研究を行い、お互い高め合って行動することが肝心です。長原研究室では現在、以下の規則を定めています。

2.実験に関して

・ 研究室ミーティング:基本的に毎週金曜日に行われる全員参加の研究室ミーティングでその週の実験報告をして、今後の実験方針をみなでディスカッションの上決定し、各自のテーマにそった実験を行います。

・ 読了原著論文の公表:研究の空き時間を有効に利用して自分の研究に関する勉強の時間にあてましょう。受動的に実験をやらされるのではなく、能動的に研究をするためにもプラットフォームとしての勉強は重要です。(学内のみ利用可能の)オンラインジャーナルも多数あるので積極的に利用してください。原著論文を読んだら(インプット)、正確な理解をしたかどうかの判別のためにも研究室のホームページ上に一言要旨を添えて公表しましょう(アウトプット)。

・ 実験ノート:実験ノートは正確・かつ客観的につけてください。その日中、遅くても次の日の朝までにすべてを記録すること。他人がみても実験を再現できるように、わかりやすく工夫しましょう。実験ノートに絶対書く必要がある項目は、日付、題名、方法、結果、まとめ(考察・明日やること)です。1週間分の自分の実験ノートのコピーを、研究室ミーティングに提出のこと。データは研究室のみなで共有します。

3.研究室セミナーに関して

・ 研究室セミナー:長原研究室では個々の研究の国内外の進捗状況、また研究のヒントを得るため(また特に4年生は英語の勉強も兼ねて)原著論文を紹介する研究室セミナーを重要視しています。基本的に毎週金曜日全員参加で毎回2人(2014年度現在)、個々の研究に関係する原著論文の報告を行います。報告する原著論文は過去1年以内にでた著名な雑誌のものとします(これを守らないと内容が薄くなったり、既知なものになったりします)。

・発表形式について:発表1週間前にはセミナー係に報告する論文について伝え、セミナー係はその論文を研究室内専用掲示板で紹介して下さい。MS PowerPointで20-30分程度にまとめて報告して下さい。はじめに論文のタイトル、著者、Journal名を紹介し、背景(発表する論文につながった過去の論文を少なくとも3報は読み、なぜこの研究が行われたのかをあらかじめ調べておこう!)を簡単に述べて、その分野におけるこの論文の位置づけ、重要性、興味深い点、なぜこの論文を紹介しようと思ったのかといった動機を述べて下さい(全体の発表時間の20%程度)。各データがどういうことを明らかに計画されたもので、どのような結果が得られて、これからどういうことがいえるのかを述べて下さい(ここが全体の発表時間の80%程度)。もし特別な実験方法を使用している場合はそれについても言及のこと。最後に話す結論は手短に!

4.TOEIC受験に関して

原著論文のほとんどは英文です。したがって、生物の研究といえども英語の勉強は重要です。そこで、研究室では英語を常に勉強するために長原を含め、全員にTOEIC受験を義務づけています。TOEICのスコアが低い人は英語により触れてもらうために原著論文紹介の回数を増やします。

5.研究室の一般的注意事項

・ 研究の時間帯:原則として11時から18時まで研究室で実験をする時間(コアタイム)とします。ただし、個々の実験はコアタイム内には終わらないことも考えられるので、時間は延長しても構いません。どうしても、コアタイムの間に研究室にいることのできないような用事ができた場合は、すぐに(事前に)連絡してください。特に、就職活動・旅行等で一日中休暇を取る場合は事前に連絡すること(研究室の一員であることを自覚しましょう)。

・ 研究室での服装:服装は自由ですが、危険な薬剤を使う場合は白衣を着用しましょう。研究室は土足厳禁です。カバンは個人ロッカーに入れて下さい。

・ 研究室の実験スペース:基本的に個人専用の実験テーブルはありません。朝来た順に実験テーブルを決めて実験を行います。

・ 研究室の入退室:入室の際は扉にあるボード上の自分の名前の書かれたマグネットを在室の位置に動かして、常に学校にいる間の自分の所在を明確にしてください。

・ 研究室の雑用当番:チップ詰め、オートクレーブ、ピペット洗浄、乾熱滅菌、MilliQ水汲み、液体窒素汲み、ゴミ出しは、1週間単位の当番制です。当番になった人は、仕事を滞らせて研究室全体の実験がストップすることのないように必ず行ってください。研究室のそうじは研究室ミーティング後に全員で行います。